昨年9月に電気柵を全て撤去した後、昨年10月~メッシュ柵の設置を開始しました。農地として田11枚(9,000㎡)、畑3枚(3,000㎡)あり、概ね田については下記の農道一部を除き妻に一部応援してもらいながら設置完了しました。総延長1.5km(メッシュ柵800枚)となります。
出入口については、コンバイン、トラクター、田植機等近年大型化により横幅2.8mを確保し、農業ハウス用のパイプ(直径21mm)を補強用として横に2本、中央部縦に接続部の細い方を約30cm地面に埋め込み脱着式としました。
さらに、水の管理や畦の草刈り等で農業機械の頻度に比べて田に入る頻度が多い場合の出入口を幅0.8mを最低1箇所開き戸タイプを設置しました。場所によっては、田に隣接する山の傾斜面の草刈り作業があるため最大で1枚の田に3箇所設置しました。
谷間2箇所にある農道左側にメッシュ柵を設置予定ですが、農道右側斜面に高さ20mを超える植林した檜、杉の大木や雑木40本程度あり、農道の中央部まで垂れ下がった木もありました。そこでメッシュ柵設置後では伐倒した際にメッシュ柵を破損させる可能性が大と考え、この際に伐倒することとしました。
伐倒した檜と杉はボイラー用の薪として知人にプレゼント、雑木は一部椎茸の原木用、残りは薪ストーブ用として知人にプレゼントしました。
メッシュ柵の継目は鉄柱で3箇所縛り、中央部にはL字鋼を支えとしてハンマーで打ち込みますが、石や岩盤などで入らない場合が山間の田には多くあり、削岩機を使っての作業も100箇所以上あり大変苦労しました。
また、難所である急傾斜地法面が10箇所あり 足場も悪くハンマーも使い辛く大変苦労しました。
平均すると一人作業でメッシュ柵15枚前後、実質日数換算すると約53日ですが、腕が痛くなり2日~3日連続して作業し、1日は休養するなどしてやっとこさ800枚です。