今年に入り自宅南側の雑木林の山頂までの中間地点から横方向に伐倒を行っています。チエンソーでのホダ木造りは今年で18年目となりますが、中間地点からの伐倒は初体験です。下位には我家を含む親族のお墓があり、立木を真横に倒さなければなりません。それも倒す方向は空間を作らないと伐倒の際に立木の枝に引っ掛かると中ブラ状態となり、後の作業が安全に出来ないからです。
そのため地域の先輩にご指導、ご協力を頂いてチルホール(ワイヤーで引っ張る)方式を採用して左真横に3本伐倒しましたが、1本は逆の左方向に倒れました(泣)。幹の直径約50cm、高さ約30mの大木で倒れた時の音が凄まじかったです!!
今年も昨年から1名増え2名の方が薪ストーブ用確保のため、応援してくれています。
また、ホダ木にできるものは場所や木の種類や太さにもよりますが、現況は幹の直径が30cm以上(ホダ木では太すぎるため)のもの多く大半は薪用となりますので、10本伐倒してもホダ木(長さ1m)30本程度しか確保できません。重労働且つ時間がかかります。
毎年のことですが、逸品の原木椎茸栽培には時間と努力を惜しまず、情熱と愛情、執念が必要ですね!!
さらに今回の立木を伐倒すると、現在朝陽が我家にあたり始めるのは午前11時30分ごろですが、伐倒によって朝日が午前8時半ごろと3時間早まります。
今回の作業で、原木椎茸用ホダ木確保、薪確保、山の再生、陽当たりの時間早期化に繋がり”1石4鳥”と合理的です。