水田は総水張面積で89a(11枚)ありますが、池の工事による資材置き場3枚と土砂崩れによる休耕(1枚)で、今年は62a(7枚)の田植えが無事に終わりました。品種は”きぬむすめ”です。
池の工事が年末までかかるため、3枚の田は工事用の資材置き場として休耕となりました。5月末時点で池への仮設道路建設中です。
天水での稲作は思った以上に苦労が絶えません。田植え前の水溜めでは水持ちをよくするために通常よりも回数を増やして耕します。逆効果もあり、水持ちが良いときれいな水がタイミングよく供給できないことで水が濁り、浮き草やあおみどろ等が発生して苗の生育に支障をきたすことがあります。
また、必要な時に水が供給できないこともあり、稲が日焼けして収穫できないこともあります。
とにかく山間部にある田は急斜面での草刈りが一番大変で、おおよそ収穫までに4周草刈りが必要です。ちなみに急斜面の草刈り総面積は約100aあります。とても重労働です。