昨年より樫本池（谷池）の工事を行っていますが、工事も終盤を迎え来年3月末完成を目指して、急ピッチで行われています。
左上の写真は洪水を安全に流下するための洪水吐の工事状況です。右上の写真は底樋の工事状況で内直径約８０ｃｍでかなりでかいです。
遮水部の土の検査が昨日完了して、本日より本格的に提体の土盛りが始まりました。
今から15年前に遮水部が一部陥没して以来、決壊を恐れ全てつくを取り外し、田畑は天水で賄っていましたので、特に稲作には大変苦労してきました。ため池は築87年で過去に２度修繕してきましたが、昨今の異常気象による豪雨に耐えうる防災の観点からも全面的にやり替える工事となりました。
池が完成すれば”みさきなす”等の野菜栽培や稲作にも朗報となり、豊富で安全な山水を供給出来ることとなります。